うつわの修理

最近直した器を少しご紹介します。

欠けた部分を、漆と砥の粉で作った錆というペースト状のもので埋めて、漆を塗り重ね、金粉を蒔き、磨いて仕上げました。

こちらは、ヒビの修理で、ヒビの部分に漆を染み込ませ補強し、数回漆を塗り重ね、最後に錫を蒔いて磨きあげました。

この器、丸いぽちぽち部分はガラスなので向こうが透けて見えています。


よもやのうめ

梅澤瑠美子 漆の小さな塗り物と金継ぎ。 2017年〜東京や横浜で金継ぎ教室を開催 2020年〜宮城県白石市に移住。     東京・宮城で活動。 2024年~国見町(福島県)にて教室をオープン     ◎instagram→https://instagram.com/ume_rumi?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA==     

3コメント

  • 1000 / 1000

  • 彫金師 輝美

    2018.05.23 13:47

    @梅澤瑠美子なるへそ! ありがとう!漆も奥が深いんだね〜
  • 梅澤瑠美子

    2018.05.23 13:45

    @彫金師 輝美漆に蒔いた金属粉も薄づきだから研磨力は弱いと思うよ。釉薬はガラス質だからか剥がれることは今までなかったよ。金彩とかは釉薬と違って剥がれやすいのでマスキングしたり気をつけてるよ!
  • 彫金師 輝美

    2018.05.23 13:37

    磨きの時、陶器の釉薬部分はハゲないの?